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JR小岩駅北口再開発、駅前広場や30階の住宅・商業施設

三井不動産レジデンシャルと日鉄興和不動産は、東京都江戸川区で推進している「JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業」が、7月26日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けたと発表した。

北口通りから見た商業施設完成予想CG

同プロジェクトは、小岩駅北口徒歩2分に位置した約2haの区域で、駅前広場と地上30階地下1階建の約730戸の共同住宅・商業・業務・保育所を一体開発する。

北口駅前に路線バスやタクシーの乗入れが可能となる約6,100m2の交通広場を整備し、地下には公共駐輪場を設けることで、北口の交通の結節点として、利便性の高い駅前空間を実現。

敷地配置図

駅からペデストリアンデッキで直結する地上30階地下1階建の建物には、約730戸の住宅と商業・業務・保育所を設置する。中間免震構造を採用するほか、防潮板・防災備蓄倉庫の設置等により安全性を向上するとともに、高断熱性能や屋上緑化・壁面緑化、雨水の再利用、太陽光発電パネル、電気自動車への対応など、サスティナブルな社会の実現に向けた施設計画に取り組み、「駅北口の顔となる新たな魅力」の創出を目指す。

断面図

2022年の3月工事着工、2027年1月の建物竣工を予定。2027年~2030年に北口交通広場整備し、2031年の事業完了(公共施設工事完了)を目指す。