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新小岩に11階建て商業施設と39階タワー 住宅は543戸

三井不動産レジデンシャルと首都圏不燃建築公社は、JR総武線 新小岩駅南口に2街区構成の複合施設を開発するプロジェクトについて、東京都知事より権利変換計画の認可を受けたと発表した。'27年および'32年の竣工を予定している。

「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」として、業務施設と商業施設からなるA街区、商業施設と住宅からなるB街区を開発する計画。A街区が'27年、B街区が'32年の竣工に向けて進められる。区域面積は約1.5ヘクタール。

A街区は地上9階・地下1階の業務施設(A-1棟)と、地上11階・地下1階の商業施設(A-2棟)で構成される。敷地面積は約1,210m2、延床面積は約7,780m2

B街区は地上39階・地下2階の1棟で、1~4階が商業施設、5階と6階が駐輪場・機械室、7階以上が総戸数543戸の住宅となる。

複合施設開発とあわせて、新小岩駅周辺の回遊性・利便性、防災機能向上のため、南口駅前広場等を整備。地域に開かれた憩いの空間として、地域のコミュニティ形成促進、賑わいと交流の場の創出を目指す。

南口駅前広場と一体的なオープンスペースも整備し、災害時の一時滞在施設や避難・滞留場所を確保。また浸水対策として、非常用発電機室や防災センターの上階への設置、雨水貯留槽の設置等を行なう。

所在地は東京都葛飾区新小岩1丁目地内。着工はA街区が'25年、B街区が'27年を予定している。