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机に挟むだけで配線すっきり! アンカーのクランプ式電源タップ「Nano Power Strip」

Anker Nano Power Strip (10-in-1, 70W, クランプ式)

デスク周りの電源とケーブルを、どうにかスッキリさせたいと考えている人は多いのではないでしょうか。筆者もそのひとりです。これまではクランプ式のケーブルトレーを天板に取り付け、その上に電源タップを載せて使っていました。ただ、つないでいる機器の数に対してトレーは少し大げさで、机に留めるための金具が視界に入るのがずっと気になっていました。

そこで見つけたのが、電源タップそのものを机の縁に挟んで固定できるAnkerの「Nano Power Strip (10-in-1, 70W, クランプ式)」です。定価は9,990円ですが、Amazonでの購入時はセールが行なわれていたので、購入価格は8,490円でした。

本体はAC差込口6口に、USB-Cを2ポート、USB-Aを2ポート備えた10-in-1の構成です。電源ケーブルは本体直付けの約1.5m。表面はマットな仕上げに細かなラインが刻まれています。前面にはサージ保護のインジケーターがあり、1,500Jのサージ保護と雷ガードに対応します。

USB-Aを2ポート、USB-Cを2ポート搭載。前面にはサージ保護のインジケーターがある
ACは両サイドと下部2カ所、上部2カ所の計6口。電源ケーブルは本体直付けで、長さは約1.5m

挟める天板の厚さは15〜45mmです。挟み込む部分にはシリコンのパッドが付いていて、天板を傷つけにくいのが嬉しいポイントでした。取り付けと取り外しはノブを回すだけで手軽ですし、電源タップ自体が机を挟む形なので、置き場所を用意するためのトレーもいりません。位置の微調整もしやすく、いったん天板を挟んでしまえばぐらつかず安定します。

挟める天板の厚さは15〜45mm。ノブを回して固定する
デスクに設置したところ。パッドのおかげで天板を傷つけにくい

AC差込口がデスクに近づくので、それぞれ短い電源ケーブルでまとめられて配線が煩雑にならずスッキリします。AC側は合計1,000Wまで対応するため、PCやモニターを一緒に挿しても余裕があります。

デスクの上に出ている部分は、コンセントのプラグとほぼ同じ厚みしかありません。そのため上側のAC2口は、プラグを挿し込むとその部分だけがせり上がる仕組みです。普段は空けたままにしておき、突発的に何かを充電したいときにさっと使えるのが便利です。

上側のAC差込口は、プラグを挿すとこの部分だけがせり上がる仕組み。使わないときは薄く収まり、デスクの上でも出っ張らない

USB-Cは単体で最大70Wの出力に対応します。ノートパソコン1台ならこのポートだけで余裕をもって充電できました。仕様上は2ポート同時でも45W+25W、35W+35W、65W+5Wと出力を配分できます。スマホやタブレットの充電で出力が足りないと感じたことはありません。仮に足りなくなっても、上側のACに手持ちの充電器を挿せば対応できます。

ノートパソコンはUSB-C 1ポートで余裕をもって充電できる
ノートパソコンやタブレットなど、複数の機器をまとめて充電できる

強いて気になる点を挙げるなら、ポートの内訳でしょうか。USB-Cが2ポートにUSB-Aが2ポートという構成ですが、筆者の使い方だとUSB-Cが3ポートでUSB-Aが1ポートでもよかったかもしれません。とはいえ困っているわけではありません。デスクの上を徹底的にスッキリさせたい人には、ケーブルを巻き取って収納できるタイプが合う場面もありそうです。この製品のケーブルは直付けなので、そのあたりは好みが分かれるところだと思います。

これまで使っていたケーブルトレーと電源タップの組み合わせを、この1台に置き換えたことで、デスクの後ろ側がずいぶん片づきました。着脱も位置の調整も気軽にできて、電源まわりの取り回しがラクになったと感じます。8,490円で買えたのはラッキーでしたが、定価の9,990円でも十分に満足できる製品だと思います。デスク周りの電源とケーブルのごちゃつきを整理したい人には、試す価値のある製品です。

小出 悠太郎

1990年生まれ、青森出身のWebエンジニア。高専卒業後、放射線業務従事者、Webライター、編集者の職を経て現在に至る。2012年から運営しているブログでは、自作PCやカメラ、スマホといったガジェットのレビューを発信中。エンジニア、ブロガー以外にも、ライター、カメラマンなど、活動は多岐にわたる。