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大宮駅西口再開発、街区名は「大宮サクラスクエア」
2021年10月4日 15:45
JR大宮駅西口で開発が進められる、住宅・商業ー業務一体型の複合再開発街区「大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」のタウン名称が「大宮サクラスクエア」に決定した。
JR大宮駅は、新幹線:6路線、在来線:10路線の合計16路線が乗り入れ、JR池袋駅まで直通で24分、JR新宿駅まで30分、JR東京駅32分など、交通利便性に優れたターミナル駅。大宮駅周辺には複数の商業施設が存在する他、近隣には、2kmに及ぶ氷川参道や、桜の名所として知られる大宮公園があり、豊かな自然環境にも恵まれている。
開発地は、大宮駅から徒歩4分に位置する立地。プロジェクトではA棟(地上13階)、B棟(地上28階地下2階)の2棟の建物の整備、及び道路新設(桜木1号線、桜木2号線)を予定。A棟・B棟の合計建築敷地面積は約8,200m2、施行区域面積は約13,000m2になる。
A棟は1LDK・2LDKの間取りを中心としたコンパクトタイプのレジデンスが、B棟には中間免震構造を採用した多世代対応のタワーレジデンスと、低層階に賑わいを創出する商業・業務機能を兼ね備えた複合用途の建物が整備される予定。
プロジェクトでは、敷地内緑化率20%を確保し、B棟のタワーレジデンスでは、設計性能評価における「断熱等級4」及び「一次エネルギー消費量等級5」を取得する等、環境にも配慮した計画となっている。災害時には帰宅困難者の一時滞在施設として施設の一部スペースを開放する他、敷地外構部にはかまどベンチ・防災トイレを設置。有事の際の防災拠点機能を整備する。
所在地は、A棟が埼玉県さいたま市大宮区桜木町2丁目901番(地番)、B棟が埼玉県さいたま市大宮区桜木町2丁目902番(地番)。
プロジェクトは、大宮駅西口第3-B地区市街地再開発組合が、総合コンサルタントであるアイテック計画と共に推進し、日鉄興和不動産、三井不動産レジデンシャル、丸紅都市開発が参加組合員として参画する。