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大宮駅東口の複合施設「オオミヤカドマチ」まもなく開業

大宮駅東口にて4月から順次開業する「大宮門街(オオミヤカドマチ)」のティザーサイトが公開された。あわせて、RaiBoC Hall(レイボックホール/市民会館おおみや)の最新情報を発表した。

大宮門街は、オフィスと商業施設、銀行、市民会館で構成される複合施設。大宮駅東口大門町2丁目中地区市街地再開発組合が開発を進める。商業エリアは4月一斉開業を予定していたが、半導体や金属類などの資材不足の影響による開業方針変更が2月に発表され、4月以降、開店準備が整った店舗から順次オープンすることとなった。

ティザーサイトでも公開されているブランドモチーフは、大宮門街でたくさんの人がゆきあう様子を、ロゴから広がるシンプルな格子のパターンで表現。デザインは「錯視の効果を利用したパターンは交わる点がキラキラと輝いて見え、とりどりの人生が交差するマチカドで人と人がつながり物語がうまれるというコンセプトを具現化した」としている。

デザインの中にある色にも意味が込められており、緑色は「氷川参道のケヤキをイメージした自然豊かな環境」、シルバーは「東日本の玄関口ともいえる都市としての大宮」、朱色は「氷川神社の鳥居をイメージした大宮の歴史」を表している。

ティザーサイトでは、大宮門街開業までの情報や、今後の追加情報が公開される。

4月1日に開館するレイボックホールは、1,400席の大ホールのほか、小ホール、展示室、集会室、スタジオなどを整備。スタジオではピアノや合唱、バンドなどの音楽練習で利用できる。

大ホールの内装は氷川参道の木々と緑をイメージ。小ホールは、可動観覧席により平土間形式でも使用できる最大340席の多目的ホールとなっている。

レイボックホールの名称は市民公募により名付けられた愛称で、「RaiBoC」は大宮地域の文化資源である鉄道(Railway)、盆栽(Bonsai)、漫画(Cartoon)の頭文字からの造語。

10階から18階の計9フロアからなるオフィスエリア「大宮門街 SQUARE」は、2月より順次稼働を開始している。

大宮門街の所在地は埼玉県さいたま市大宮区大門町2丁目118番地。敷地面積8,558.34 m2、延床面積82,139.11m2、規模は地上18階、地下3階、塔屋1階。