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ファミマ、弁当用スプーンのデザイン変更でプラ削減&軽量化

ファミリーマートは、弁当や丼、スープなどを購入した際に提供するスプーンの持ち手部分のデザインを変更。5月上旬から順次取り扱いを開始する。新デザインでは、プラスチック使用量削減と持ち手の軽量化を実現している。

取り扱いを開始するスプーンは、持ち手部分の形状を変更し、プラスチックの使用量を約12%削減。ファミリーマート全体で、2020年度対比のプラスチック使用量年間約65トン削減を見込む。

関東地方、東海地方、甲信地方のファミリーマート約8,700店から開始し、夏以降順次、全国に拡大する。

また、植物由来の原料を使用した生分解性ストローを4月29日から順次導入。ファミリーマートでは2019年7月以降、バイオマス素材を5%配合したプラスチック製ストローを導入しているが、今回導入するのはカネカの「カネカ生分解性ポリマーGreen Planet」を使用した生分解性ストロー。100%植物由来の原料を使用し、自然界の微生物によって、最終的には水と二酸化炭素に分解される特性を持つとしている。

生分解性ストローは全国の一部店舗で、「ファミマカフェ」のアイスコーヒーや、500mlの紙パック飲料を購入した時に提供する。

ファミリーマートが取り組んでいる「40のいいこと!?」の5つのキーワードの1つである「食の安全・安心、地球にもやさしい」の一環。