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ファミマ、生理用品を無料で使えるトイレ。女性客が多い店舗に

ファミリーマートは、無料で生理用品を自由に利用できるクラウドシェルフ「つながるナプキンBOX」を、店舗トイレ内に試験的に設置する。設置店舗は、女性の利用が多い東京家政大学店。期間は3月4日より3カ月間。

3月8日の国際女性デーに先駆けて実施。クラウドシェルフとは、アイテムを自由に寄付・利用できる助け合いの仕組み。生理用品のクラウドシェルフを店内に設置するのは、大手コンビニとして初の試みとなる。

あわせて、自由に生理用品の寄付ができる専用ボックス「つながるナプキンPOST」も設置する。寄付された生理用品は、検品のうえクラウドシェルフへ補充される。

全国のファミリーマート約16,400店では、「生理用品各種2%引き」を再び実施(沖縄県を除く)。期間は3月8日から5月30日まで。

生理用品2%引きは2021年に初めて実施し、顧客から大きな反響があったという。さまざまな声に耳を傾ける中、価格面でのサポートに加えてさらにサステナブルでファミリーマートならはのやり方をできないかと考え、今回の「つながるナプキンBOX」を企画。いつでも立ち寄れる環境であるからこそ、困ったときに頼れる心強い場所になることができればという思いを込めたという。

なお本企画は、2021年から取り組んでいる5つのキーワードの1つである『「あなた」のうれしい』の一環として実施している。

今後の展開は、まずは限定店舗で試験として実施し、顧客にとって最適な運営方法の検証を重ねながら検討していく。