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京都駅至近の新複合ビルにスーパー「フレスコ」や大ホール 28年開業
2025年12月11日 18:04
JR東海は、同社グループがマリオット・インターナショナルと推進している「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」の2026年秋の開業と、京都駅東部において推進している2028年開業予定の複合ビル計画においてスーパーと貸会議室を展開すると発表した。
コートヤード・バイ・マリオット京都駅は、JR東海グループとして「コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸」に続く、京都市内2施設目の同ブランド。内装のデザインコンセプトとして「Collection of Kyoto Stories」を掲げ、京都の歴史を集積し、時を超えて受け継がれる新たな京都の物語を表現する。
客室は、京都の町屋のモチーフにするとともに、京都を囲む山々を壁面に描くことで、落ち着きのある空間とする。
エントランスおよびロビーは、和の建築美を基調に、工芸やアート、書籍を配したライブラリーのような空間構成とし、文化に触れられるとともに、温かみと活気のある場とする。
所在地は京都府京都市南区東九条東山王町19番1で、京都駅 八条東口から徒歩3分。客室数は270室。規模は、地上9階・地下1階、敷地面積3,060m2、延床面積約15,900m2。
複合ビルは「(仮称)京都駅東部複合型拠点整備プロジェクト」として推進している計画で、規模は地上8階、高さ約45m。1階に24時間営業の総合食品スーパーマーケット「フレスコ八条口店(仮)」、2階と3階に貸会議室「TKPガーデンシティPREMIUM京都八条口(仮)」を展開する。4~8階および3階の一部には日本電気硝子が入居する。
貸会議室では、約500m2の大ホールから100m2未満の小会議室まで幅広く設置し、様々な規模の会議やイベントに対応する。また、ホテルの利用と連動したMICEの受け入れや交流イベントにも対応できるよう、JR東海グループ一体で検討する。
フレスコは、周辺にスーパーマーケットが少ないことから誘致。ホテル利用者、地域の住民や学生、ワーカーなどの利用を想定する。
フレスコは京都市に本社を置く地域密着のスーパーで、京都市では最大の店舗数だという。八条口店では地域の生活導線上で、生鮮3品(青果・精肉・鮮魚)、デリカ、日配品、グロサリーを幅広く取りそろえる。また、店舗内厨房にて製造した弁当・惣菜を販売する。
所在地は京都府京都市下京区西之町36番7で、京都駅 八条東口から徒歩約4分。敷地面積は3,256.9m2、延床面積は約13,500m2。









