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TCL、紙のような書き心地のAIデジタルノート「Note A1 NXTPAPER」

TCL JAPAN ELECTRONICSは2月4日、紙のような書き心地を実現したデジタルノート「TCL Note A1 NXTPAPER」を発表した。2月10日よりMakuakeで先行販売を開始する。想定小売予定価格は99,800円。

同製品は、紙に近い視認性と書き心地を追求したデジタルノート。11.5型のLCDディスプレイ(2,200×1,440ドット)を搭載し、ノートや資料への書き込み、スケッチ、PDF編集などが可能。本体サイズは260.1×196.6×5.5mm、重さは約500g。

OSにはAndroid 15を採用し、ノート・スケッチアプリやPDF閲覧アプリ、Webブラウザ(Microsoft Edge)などを組み合わせて、ビジネスから学習、創作まで幅広い用途に対応する。メモリは8GB、内蔵ストレージは256GBを備える。ペン入力を前提としたUI設計により、紙のノートに近い直感的な操作感を実現した。

一方で、Google Play Storeには非対応で、アプリの追加はTCLが提供するプリインストールアプリを中心とした構成となる。Microsoft Word、Excel、PowerPointなどは別途ダウンロードが可能。一般的なタブレットのようなアプリ消費用途ではなく、「書く」「考える」「整理する」といった用途に軸足を置いている。

TCLがAPK(Android Application Package)で追加のアプリを展開する

また、同製品は、電子ペーパーとは異なる独自の「NextPaper Pure」ディスプレイ技術を採用。120Hzの高リフレッシュレートと1,670万色の表示が可能で、反射防止・映り込み防止・指紋防止のトリプルプロテクションガラスを搭載する。社内ラボ試験では反射を76%低減、グレアを55%低減し、ブルーライト比率は2.44%という低水準を実現。あわせて、ペーパーライク、リフレクションフリー、フリッカーフリーの認証を取得している。

NextPaper Pureは、集中を乱す表示のちらつきや没入感を損なう色ムラ、メモや読書を妨げる反射を抑制。従来の電子ペーパーが応答速度や描画の滑らかさに制約があり、操作感や表現力に限界があったのに対し、高リフレッシュレートとフルカラー表示を維持したまま視認性を高めることで、電子ペーパーとは異なるアプローチで、紙のような書き心地とデジタルの柔軟性を両立させた。

付属の専用ペン「T-Pen Pro」は万年筆のような形状とし、万年筆と鉛筆の書き味を切り替えられるデュアルチップを採用した。さらに、8,192段階の筆圧検知に対応する。またペン内部には実際の摩擦感を再現する触覚フィードバック機能を搭載するほか、スマートサイドボタンで録音へのブックマークやテキストの囲み保存などが可能。

T-Pen Pro

バッテリー容量は8,000mAh。背面には1,300万画素のカメラを備える一方、インカメラは非搭載とし、記録やスキャン用途に割り切った構成とした。クラウドストレージはDropbox、Google Drive、OneDriveなどに対応する。

AI機能も備える。文章の書き直しや校正を行なうAIツールボックス、40言語以上に対応したリアルタイム文字起こしや翻訳機能も搭載する。ほかにも、AI数式計算や手書き文字整形機能を用意する。クリエイター向けには一筆で正確な図形を描けるAIワンストローク図形生成機能や多彩なブラシを用意した。これらのAI利用料は無料。

「インスピレーションスペース」機能では、PDF閲覧時やWeb閲覧時、会議中などにペンで囲んでタップするだけで重要な情報を保存でき、ワンクリックで元の情報源に戻ることができる。

アクセサリーとして、マグネットフリップケースやスマートキーボードケースなども別途用意する。

キーボードカバーケース