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JR東、駅ロッカー多機能化を推進 予約・預入・受取・発送できる「マルチエキューブ」
2023年10月16日 16:20
JR東日本スマートロジスティクスとJR東日本は、予約・預入・受取・発送ができる「1台4役」の多機能ロッカー「マルチエキューブ」を、10月31日から首都圏駅構内に順次導入する。年内に約10台(約9駅)、年度内には約100台(約90駅)を設置し、今後3年間で約1,000台を導入予定。
マルチエキューブは、多機能を指す「マルチ」、「エキ(駅)」、ロッカーのボックスが「キューブ」であることから名づけられたサービス。多機能ロッカーを通して新しい世界への扉が開くことを表現するため、カラフルな扉が連なるイメージのロゴとなっている。
「予約」「預入」「受取」「発送」の4つの機能を1台で利用できるため、目的に応じロッカーを使い分ける必要がなくなり、ユーザーの最寄り駅にあるマルチエキューブ1台で完結し、シームレスな利用が可能。また4つの機能はユーザーのニーズにフレキシブルに対応できるため、それぞれの駅の利用傾向に合わせてサービスを提供できる。マルチエキューブと運送事業者やECサイトなどを配送プラットフォームシステムにより結びつけることで新しいサービスの提供を目指すという。
決済方法は交通系ICカード、QRコード、クレジットカードのキャッシュレス手段に対応予定。交通系ICカードは手元のカード1枚のみで利用が完結する仕様になっている。予約は「To Locca」専用サイトから行なう。
初めに設置されるのは東京駅、新宿駅、大宮駅の3駅。東京駅では1台39口が10月31日から、新宿駅では1台31口が11月1日から、大宮駅では2台75口が11月2日から利用可能となる。
