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山の上ホテル、明治大学らが保存・再生へ 27年開業
2026年3月4日 14:12
明治大学と竹中工務店は、2024年11月に明治大学が取得した「山の上ホテル」の歴史的建築物の保存・継承に向け、2026年3月2日に、期間約18年(改修工事期間を除く)の定期建物賃貸借契約を締結した。
2027年夏ごろのホテル開業を目指し、建物の改修工事に着手。創建時のウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計を尊重しながら改修を進め、客室、レストラン、宴会場を備えたクラシックホテルとして再生する。新たに開業するホテルの名称と運営会社は今後、竹中工務店が順次発表する。
明治大学は、短期留学プログラムにおける宿泊施設や、大学の知的財産を社会に還元する生涯学習拠点「リバティアカデミー」主催のプログラムの会場、地域連携・社会連携の活動の場などとして活用する予定。
山の上ホテルは、1937年に明治大学校友の佐藤慶太郎氏(1890年卒業)の寄付を基に社会事業の拠点「佐藤新興生活館」として、日本に“西洋建築の美”をもたらしたとされるウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計。1954年からホテルとして開業した。
出版社の多い東京・神保町という土地柄もあり、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、松本清張などの作家が定宿し、創作活動に打ち込んだ。2024年2月に休館し、同年11月に明治大学が取得。取得後の建物名称は「明治大学創立150周年記念山の上記念館」。
改修後の敷地面積は、1,598m2、延床面積は4,586m2。構造は鉄筋コンクリート造。地下2階、地上5階、塔屋1階。
