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アシックス、心身の状態を見える化するビジネスシューズ
2022年9月21日 12:54
アシックスジャパンは、ビジネスシューズ「RUNWALK」(ランウォーク)の新製品として、センサーを内蔵し歩行パターンをアプリで分析、歩くだけで心身の状態を見える化するシューズ「RUNWALK ORPHE」(ランウォーク オルフェ)を発表した。価格は61,600円。販売数は最大300足。出荷は12月中旬以降。
9月21日から伊勢丹新宿店で先行予約販売を行なう。10月28日からは、アシックスウォーキングオンラインストア、アシックスランウォークギンザ、アシックスランウォークディアモール大阪、アシックスウォーキング 八重洲地下街、アシックスウォーキング 名古屋ユニモールにて予約を受け付ける。オンラインストアは抽選、それ以外は先着で、予定数量に達すると受付を終了する。
アシックスとORPHE(オルフェ)が共同開発したスマートシューズ。オルフェが開発するセンサー「ORPHE CORE 3.0」を内蔵する。センサーはスマートフォンアプリと連動し、歩くだけで、歩数、歩行スピード、歩幅、接地角度、立脚時間などの歩容データ(歩行パターン)を取得する。これらのデータはアシックスの知見を組み合わせて分析され、“心身の状態”としてスコア化し表示される。
歩数や歩行距離といった量的情報だけでなく、歩行スピードや歩幅などの質的情報が組み合わさることで、パーソナライズされた評価コメントを提供する。これにより、頑張りすぎて心と身体のバランスが崩れていないか、といった情報が客観的に示される。計測は基本的に自動で行なわれるが、手動計測モードを選ぶと30秒の歩行で今の歩容状態をすぐに可視化することもできる。
ランウォーク オルフェの機能は、近年注目されているという、歩容(歩行パターン)と心の状態の相関関係について取り組んだもので、歩行の知見とセンシング技術をかけ合わせた製品として開発された。アシックスでは、「忙しい時も履いて歩くだけで、無意識のうちに心身の状態を可視化し気づきを得ることができる」としている。
ランウォーク オルフェのデザインは、ビジネスシューズとしてさまざまなスタイリングに合わせやすいオーセンティックなプレーントゥを採用。アッパー素材は存在感のある光沢が特徴のソフトガラスレザーを用いている。ハトメはマット仕上げで上品さも加えた。かかと部分には衝撃緩衝機能「GEL」(ゲル)テクノロジーを搭載するなど、ランウォークシリーズのさまざまな技術が投入されている。
なお、ランウォーク オルフェに搭載されるセンサー「ORPHE CORE 3.0」は200Hzでリアルタイムに高精度な解析を行なうセンサー。前バージョンの「ORPHE CORE 2.0」と同じサイズのため、これを搭載するアシックスのスマートシューズ「EVORIDE ORPHE」(エボライド オルフェ)にORPHE CORE 3.0を搭載することもできる。
