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JR東の運賃が3月14日(土)に値上げ 定期は13日までに買えば改定前運賃

JR東日本の運賃が3月14日に値上げされます。全エリアの運賃が改定となり、全体の改定率は7.1%です。新しい運賃は運賃改定日以降に購入した分から適用されるため、3月13日までに購入したきっぷや定期券は、有効開始日・乗車日が3月14日以降であっても改定前の運賃となります。

値上げの概要については別の記事で紹介していますので、今回は実際にどれくらいの値上げになるのかを例示します。

JR東日本では「運賃改定のお知らせ」を公開しており、ここから「改定後運賃検索サイト」など、普段利用している区間などの「改定日前」「改定日以降」の料金を調べられるページなどへのリンクがあります。

改定後運賃検索サイト

運賃改定のお知らせ

改定後運賃検索サイトを使って、横浜~東京の普通運賃(ICカード乗車券利用)を調べてみると、東海道本線もしくは横須賀線の利用で、改定前は483円、改定後は528円で、45円の値上がりとなることがわかります。

横浜~東京の改定前運賃
横浜~東京の改定後運賃

通勤定期券に関しては、改定前は1カ月が14,640円、3カ月が41,720円、6カ月が70,350円、改定後は1カ月が15,600円、3カ月が44,460円、6カ月が79,650円です。6カ月定期券になると1万円近い値上がりとなることがわかります。

横浜~東京の改定前通勤定期運賃
横浜~東京の改定後通勤定期運賃

通学定期券(大学)で見てみると、改定前は1カ月が8,000円、3カ月が22,770円、6カ月が43,170円、改定後は1カ月が8,550円、3カ月が24,350円、6カ月が46,160円です。

横浜~東京の改定前通学定期運賃(大学)
横浜~東京の改定後通学定期運賃(大学)

横浜~東京で見てきましたが、通学定期券については値上げとならないケースもあります。対象エリアに、乗車駅・降車駅・経路すべてが含まれる場合の通学定期券は値上げとなりますが、エリア外を利用経路に含む通学定期運賃は据え置きとなります。千葉方面を例にとると、千葉および千葉みなとまでが値上げ対象エリアです。そのため、木更津~東京の通学定期券の価格変更はありません。

JR東日本 運賃改定のお知らせより

有効期間が残っている場合の定期券購入は改定前? 改定後?

冒頭で触れた通り、3月13日までに購入した定期券は改定前の運賃となります。定期券は使用開始日の14日前から購入できるので、3月13日には3月27日使用開始の定期券を購入できます。新年度に入学・進学する場合は、4月1日以降に有効開始となる定期券を発売することとなるため、運賃改定前の購入はできません。

JR東日本 運賃改定のお知らせより

定期券の残りの有効期間が14日未満の場合は、3月13日以前に継続購入することで改定前の運賃となります。一方、3月13日時点でまだ有効期間が14日以上残っている場合はどうすればよいのでしょうか。

この点についてもJR東日本は案内を出しており、「お手持ちの定期券の有効期間が14日以上残っている場合でも、購入日の14日後を有効期間の開始日とする定期券を購入いただけます」とのことです。しかし、その下には「現在お持ちの定期券と重複する有効期間の払いもどしはできません」とあります。つまり、現定期券の一部有効日数を放棄することになります。

JR東日本では、改定前に有効期間を重複して購入(一部有効日数を放棄)する場合と、通常通り改定後に購入する場合の、どちらが負担額が少ないかを比較できる「運賃改定前定期券購入ご案内サイト」を用意してくれています。横浜~東京の、4月6日まで有効の定期券を持っているケースで比較してみたところ、1カ月、3カ月の場合は「現在の定期券を引き続きご利用ください」、6カ月の場合は「新しい定期券を運賃改定前にお求めください」と表示されました。

左から、1カ月、3カ月、6カ月

通勤定期券だけではなく、通学定期券でも比較できますので、参考にしてみてください。

運賃改定前定期券購入ご案内サイト

最後に、新幹線などを利用した長距離移動も見てみましょう。東京~仙台で調べてみました。指定席、自由席ともに合計額は値上がりしていますが、変わっているのは乗車券部分のみというのがわかります。今回の運賃改定では特急料金・グリーン料金などについては改定されませんので、このようになるのです。

東京~仙台の改定前運賃
東京~仙台の改定後運賃
加藤綾