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Google Play、課金ルールを大幅変更 「フォートナイト」復活へ
2026年3月5日 12:50
Googleは、Google Playのアプリ配信・課金ルールを変更。開発者はGoogle Play以外の課金システムを利用できるようになった。このルール変更によって、これまで課金方法を理由にGoogle Playから削除されていたEpic Gamesの「フォートナイト」がGoogle Play上に復活可能となった。
新たな課金ルールでは、アプリ内で独自の決済システムを利用可能になったほか、アプリから外部サイトに誘導して購入させることも可能。Google Playの決済を使うかどうかは開発者の判断になる。これにより開発者とユーザーの選択肢を増やすとともに、アプリストアの独占問題から発生していた規制や訴訟問題へ対応を行なう。
また、Androidにサードパーティのアプリストアを導入する制度を新設した。安全基準を満たしたストアは、インストール手順を簡略化し、ユーザーが簡単に導入できるようになる。制度に参加しないストアは、従来通りサイドロード扱いになる。
Google Playの手数料も変更・引き下げを行なう。従来は最大30%のサービス手数料が課されていたが、これを決済手数料とサービス手数料に分ける。決済手数料はGoogle Play課金を使用する場合約5%(欧州経済領域(EEA)、英国、米国の場合)となる。
サービス手数料は、新規インストールからのアプリ内購入(IAP)は20%、開発者向け優遇制度「Apps Experience Program」に参加する開発者は、新規インストールのIAPで15%となる。
これらのルールは地域ごとに段階的に導入され、6月30日までにEU、英国、米国へ導入、9月30日までにオーストラリアで導入、12月31日までに韓国、日本で導入。その他の地域は2027年9月30日までに順次導入される。
Google Playでの課金をめぐる問題は2020年にEpic Gamesが「フォートナイト」に独自決済を導入したことが発端。GoogleとAppleは規約違反としてアプリをストアから削除し、Epicは両社を反トラスト法違反として提訴した。それ以降、アプリストアの手数料や配信ルールを巡る争いは、各国の規制も巻き込みながら続いていた。


