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Google、アプリストアの決済を解放。日本もユーザーが選択可能に

Googleは1日、Google Playにおいてユーザー選択型の決済方法の試験提供を開始した。第1弾として日本とオーストラリア、インド、インドネシア、欧州地域のユーザーを対象とした“ゲーム以外”のアプリ開発者が試験運用に参加可能となる。

Androidアプリを配信する「Google Playストア」では、従来Google Playの決済システムしか利用できなかった。今回試験運用を拡大した「ユーザー選択型の決済方法(User Choice Billing)」では、Androidアプリ内の課金において、Google Play以外の他の支払い方法を選べるようになる。

対象はAndroidのモバイル/タブレット端末で、対象地域は、日本、オーストラリア、インド、インドネシア、欧州地域。ゲーム以外(non-gaming)のアプリ開発者が利用可能になる。

選択型の決済方法は、3月にSpotifyと共同で進めることを発表していたが、今回の試験運用は、そのパートナーや地域を拡大するもの。開発者向けの試験運用がスタートしたばかりのため、現時点で決済手段を選択できるのはSpotifyのみとなる。

決済手段をユーザーが選択できる(写真は3月発表時のもの)

欧州などでプラットフォーマーの支配力拡大への懸念が高まっていることもあり、GoogleやAppleらは、課金手段の柔軟な提供を模索しはじめている。

Googleは、「Androidは常に開かれたOSであり、エコシステムへの継続的な投資を行ないながらプラットフォームを進化させ、開発者とユーザーが利用できる選択肢を増やし続けている。Google Playのユーザー選択型決済の試験運用の次の段階として、世界中のすべての非ゲームのアプリ開発者が日本、オーストラリア、インド、インドネシア、欧州地域のユーザーに対して新たな決済の選択肢を提供できるようになることを嬉しく思う」とコメントしている。