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BridgeとVisa、ステーブルコイン対応カードを100カ国以上に展開
2026年3月5日 13:10
Stripeの子会社であるBridgeは、Visaと共同で進めるステーブルコイン対応カードについて、展開国を拡大し、2026年中に100カ国以上で展開する予定と発表した。またパートナーシップを拡大し、発行企業などがVisaとの間でステーブルコインのオンチェーン決済(暗号資産の直接的な取引)をできるようにする実証実験を行なう。
Bridgeによれば、2025年にスタートしたステーブルコイン対応のVisaカードは、世界各国で急速に拡大しているという。カードの所有者は、世界中のVisa加盟店にて、ステーブルコイン残高を使って日常の買い物ができる。
ステーブルコイン対応カードは現在18カ国で展開されており、2026年中にアジア太平洋、アフリカ、中東を含む100カ国以上への拡大を予定する。PhantomやMetaMaskといった主要な暗号資産プラットフォームも、ステーブルコインを日常の決済で簡単に利用できるよう、ステーブルコイン対応Visaカードに対応している。
企業とVisaの間でもステーブルコイン決済
今回の取り組みで、BridgeとVisaはパートナーシップを拡大。BridgeはVisaによるステーブルコイン決済の実証実験に参加する。Visaが対応しているブロックチェーンネットワークを通じて、特定のカードプログラムの決済処理にステーブルコインを活用する実証実験が実施される。
この実証実験においてBridgeは、Lead Bankなどのカード発行会社とVisaの間で、ステーブルコインの移動やトークン変換、運用レポートの作成を支援。こうした決済でステーブルコインが選択肢になりうるかどうかを検証する。
また、オンチェーン照合や即時の資金移動による業務効率化が検証されるほか、Bridgeのようなステーブルコインの統合管理プラットフォームによる、金融機関のブロックチェーン活用の簡素化についても検証される。
Visaはオンチェーン決済(オンチェーン取引)を強化していく方針で、Bridgeとのパートナーシップ拡大によりステーブルコインのスピードや拡張性を決済プロセスに直接的に取り込み、デジタル通貨とグローバルな決済エコシステムとのつながりを強化していく。
Visaはまた、将来的に、Bridgeが発行する資産を支援する可能性についても検討を進めている。これにより、PhantomやMetaMaskといった主要な暗号資産プラットフォームは、Bridgeを通じて独自に発行したステーブルコインを用いてVisaと直接取引の決済ができるなど、自社のカードプログラム内でステーブルコインをシームレスに活用できるようになるとしている。
