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LUUP、マイナンバーカードで本人確認 7月の道路交法改正対応

Luupは、Liquidの本人確認サービス「LIQUID eKYC」を、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」アプリ内での年齢確認と本人確認に導入した。

LUUPアプリ登録時には、これまで小型特殊自動車に乗車可能な運転免許証をアップロードすることで本人確認を行なっていたが、7月1日の改正道路交通法施行によって、16歳以上であれば運転免許不要でLUUPの電動キックボードを利用できるようになる。このため、運転免許証、在留カード、パスポートなどでの即時本人確認に加え、マイナンバーカードのICチップ読み取りを利用した公的個人認証も導入する。LIQUID eKYCのAI審査などで審査業務を自動化することで、承認完了までの時間も短縮する。

同社は、マイナンバーカードによる公的個人認証の導入は、本人確認の法的義務がある金融機関等の事業者以外では先進的な事例としている。今後、居住地域に応じた特典など、行政と連携した施策も検討していく。