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au Starlink Direct、アメリカでも利用可能に 初の国境越え接続

KDDIは、au Starlink Directのアメリカでの海外ローミング接続を開始した。スターリンクの衛星とスマホとの直接通信における、国境を越えての接続は世界初。対象機種はGoogle Pixelシリーズからで、順次拡大される予定。料金は、au Starlink Directを契約中のユーザーは当面の間無料としている。

すでに日本でau Starlink Directを利用できる状態のユーザーは、アメリカでも当面の間は申し込み不要。利用にあたっては、対象機種を事前に最新のソフトウエアにアップデートし、ローミング設定を有効にしておく必要がある。設定後にアメリカの圏外エリアに移動すると、自動でT-Mobileが提供するStarlink衛星(T-Satellite with Starlink)と接続し、衛星通信による国際ローミングを利用できる。衛星通信接続時は、画面の右上に「T-Mobile-SpaceX-au」と表示される。

対象エリアは、アメリカ本土、ハワイ、アラスカの一部、プエルトリコ。3月4日時点の対象機種は、Google Pixel 10/10 Pro/10 Pro XL/10 Pro Fold、Google Pixel 9/9 Pro/9 Pro XL/9 Pro Fold。3月中にMotorola razr 60 ultraが対応する。

今回のau Starlink Directの海外対応により、イエローストーン国立公園やグランドキャニオンなど、地上基地局の電波が届かない圏外エリアにおいても通信を利用できるようになる。日本国内のau Starlink Directと同様に、Google Mapなどの衛星対応アプリの利用や、緊急時の外部とのコミュニケーションサービスとの通信に対応。グローバルで利用されている「WhatsApp」や「Messenger」などのチャット・ボイスアプリも利用できる。

KDDIは、「au海外放題」などのau世界サービスと合わせて利用すると、アメリカでも圏内・圏外を気にせずに利用できるとしている。

なおKDDIは今後、今回の取り組みとは逆のパターンである、日本国内におけるT-Mobileの衛星通信(T-Satellite with Starlink)にも対応する予定。