ファミマ、レジカウンターに「指差しシート」 レジ袋の有無など伝えやすく

ファミリーマートは、聴覚や言語に障がい者の来店時サポートの強化として、レジカウンターに「指差しシート」と「コミュニケーションボード」の設置を11月21日より東京都、神奈川県、愛知県など14都府県の約20店舗から開始した。順次全国の店舗へ拡大していく。

今回の取り組みは、聴覚に障がいのある社員の意見を参考に作成。「指差しシート」、「コミュニケーションボード」は、レジの接客時に、利用者に尋ねる内容を記載している。

指差しシートでは、レジ袋の要・不要やスプーン/フォークの有無、「あたため」、支払い方法などを指定できる。コミュニケーションボードでは、ファミペイアプリの有無やタバコの番号、ホットスナックなどの商品についても要望を受け付ける。

指差しシート(左)とコミュニケーションボード(右)

ファミリーマートでは、指差しシートやコミュニケーションボードの活用で、来店者とのコミュニケーションをしやすくし、必要とされるサービスや商品の購入をサポートしていく。