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3月開業「東急新横浜線」は70円加算 新横浜-日吉が250円
2022年8月9日 16:45
東急電鉄と相模鉄道は、2023年開業の相鉄・東急直通線の旅客運賃について、国土交通大臣宛てに認可申請を行なった。東急新横浜線新横浜駅~新綱島駅の区間の乗車では大人70円の加算運賃を、相鉄新横浜線 羽沢横浜国大駅~新横浜駅では40円の加算運賃を申請している。
相鉄・東急直通線は、東急線日吉駅から相鉄・JR直通線羽沢横浜国大駅間に約10.0kmの連絡線を新設する事業。このうち、東急の営業区間の日吉駅~新横浜駅が「東急新横浜線」、相鉄の営業区間の新横浜駅~西谷駅は「相鉄新横浜線」となる。
東急新横浜線
東急新横浜線は、相鉄・東急直通線の新横浜駅~日吉駅間の5.8kmで、'23年3月に開業予定。今回の加算運賃は、新線建設などの設備投資費用の一部などを含み、東急新横浜線新横浜駅~新綱島駅の区間、または同区間と他の区間とにまたがって乗車する場合に、基本運賃に加えて徴収する。
加算運賃は大人70円。通勤定期は大人1カ月で2,620円、通学定期は大人1カ月で970円加算となる。
新横浜から日吉までは約6分で、加算運賃を含んだ運賃は250円。新横浜~渋谷は約30分で358円、新横浜~目黒は約28分で358円。
なお、新横浜線開業にあわせて新設される「新綱島駅」は、東横線の綱島駅と近接しているため、両駅から東横線・目黒線方面への運賃が同額となるように設定。定期券についても、東急新横浜線の開業にあわせて、日吉駅~新綱島駅間を含む定期券は綱島でも乗降可能とし、日吉駅~綱島駅間を含む定期券は新綱島駅でも乗降可能とする。