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東急、コード決済やクレカ対応のコインロッカー設置 渋谷・自由が丘など

東急電鉄は、東急線8駅(渋谷、自由が丘、宮前平、鷺沼、あざみ野、江田、市が尾、青葉台)において、マルチ決済端末搭載のコインロッカーを11月24日より使用開始する。駅施設へのマルチ決済端末搭載のコインロッカー設置は、首都圏の鉄道施設で初めて。

これまで東急線の駅施設内に設置しているコインロッカーの決済方法は、現金または交通系ICのみの対応だったが、新たにマルチ決済端末搭載のコインロッカーを設置することによって、外国人観光客をはじめ、より多くのユーザーが利用しやすい設備に更新していくという。

同コインロッカーは、アルファロッカーシステムのターミナルコインロッカー「AISシリーズ」にエム・ピー・ソリューションが提供する新型マルチ決済端末「IM10」を取り付けるもの。利用可能な決済方法は「電子マネー(交通系IC・WAON・nanaco・楽天Edy・iD・QUICPay)」「非接触ICクレジット(VISA・Mastercard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Club・DISCOVER)」「二次元コード(d払い・PayPay・楽天Pay・au PAY・AIipay)」。

'22年度中に今回対象となる東急線の8駅以外に、新綱島駅('23年3月開業予定)・奥沢駅への導入を予定している。来年度以降も順次設置予定。

経済産業省が'25年度までキャッシュレス決済比率を4割、将来的には世界最高水準の80%まで上昇させることを目標に掲げていることを受けての取り組み。