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東京メトロ、遅延を考慮し、階段を避けるルート案内

東京メトロは、「東京メトロmy!アプリ」に、3月24日より遅延やエレベーター利用を考慮したルート案内など、新たな機能を追加する。

東京メトロおよび都営地下鉄(3カ所)の列車に遅延が発生している場合、列車ごとの遅延を考慮し、別のルートを含めたリアルタイムな検索結果を表示する。これにより列車の遅延発生時も、目的地到着までのルートと正確な到着時刻、移動時間の把握が可能。

遅延を考慮したルート案内

また、車いすやベビーカーなどを利用している際に円滑な移動ができるよう、出発地点から到着地点のルート検索時に、東京メトロ及び都営地下鉄の駅において、エレベーターのみを利用するルートも表示できるようになる。階段やエスカレーターを避けた経路を案内する。

併せて、駅構内ナビゲーション機能における「エレベーターを利用するルート」の案内を利用すると、エレベーターを利用するための駅構内の歩行ルートや、ホームから地上出入口までの歩行ルートを視覚的に確認できる。東京メトロ線及び都営地下鉄線の43駅で提供。

エレベーターを利用するルート案内

その他にも、「前の列車」「次の列車」を検索する機能や、経路検索結果に個室型ワークスペース「CocoDesk」を表示する機能、「列車走行位置」の画面で号車ごとの混雑状況をリアルタイムでアイコン表示する機能が追加された。

リアルタイム混雑状況が表示される路線は、3月24日に東西線が追加され、現在は銀座線、丸ノ内線、千代田線、有楽町線、副都心線の6路線。その他の路線も順次対応予定。