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有楽町線、全線でワンマン運転開始

東京メトロは、有楽町線 和光市駅~小竹向原駅間で実施していたワンマン運転を、8月6日より有楽町線全線に拡大する。これに伴うダイヤの変更等はない。

現在は和光市駅~小竹向原駅間においてワンマン運転を実施しているが、小竹向原駅~新木場駅間において準備が整ったことから、同区間でワンマン運転を開始し、有楽町線全線がワンマン運転となる。

ワンマン運転実施区間では、ATO(自動列車運転装置)による自動運転を行なっており、ドアの開閉については運転士が運転席に設置したモニターにより乗客の乗り降りの状態を確認し、操作している。

車内で異常が発生した場合は、運転士または総合指令所の指令員が車内非常通報器(乗客との通話機能付き)により状況を把握し対応する。

ホームドアには支障物を検知するセンサーを設置することで車両とホームドアの間の安全を確認した上で出発できるシステムにしている。また、乗り降りの際の踏み外しや転落防止のため、車両とホームの間が広く開いている箇所に可動ステップを設置している。