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「東京メトロアプリ」と「my!アプリ」を統合。MaaSや混雑見える化

東京メトロは、「東京メトロmy!アプリ」と「東京メトロアプリ」の2つの公式アプリを統合。「東京メトロmy!アプリ」に一本化する。新しい東京メトロmy!アプリでは、鉄道・バス・タクシー・シェアサイクルを含むマルチモーダルな経路検索や、列車内・駅改札口の「混雑見える化」などの機能が利用できる。

東京における大都市型MaaSの取り組み「my! 東京MaaS」の一環。アプリの統合にあたり、1月28日に東京メトロアプリのバージョンアップを実施し、ユーザーは最新バージョンにアップデートすることで統合されたアプリが利用できる。名称・機能・デザインは、東京メトロmy!アプリのものが継承される。アイコンは東京メトロアプリのものを継承。旧 東京メトロmy!アプリは、3月上旬にサービスを終了する。

継承される機能は、リアルタイムな運行情報・列車走行位置、各駅情報、出発地から目的地までのマルチモーダルな経路検索および経路検索結果からタクシーアプリ・シェアサイクルサービスなどへの連携。

新たな連携先として、タクシーアプリ「GO」を追加。経路検索の結果を引き継いでアプリを起動できるようになる。タクシーアプリ「JapanTaxi」との連携は終了する。

混雑見える化については、全9路線・全区間の列車内342区間、および東京メトロ管理駅全駅の改札口171駅に対応する。

アプリ統合予定日は1月28日で、移行期間は3月上旬まで。東京メトロアプリユーザーはアップデートにより、新アプリを利用できる。アップデート後3月上旬までは、トイレ空室状況機能は利用できない。

旧 東京メトロmy!アプリユーザーは、新 東京メトロmy!アプリをダウンロードする必要がある。なお新アプリは、各アプリストアでは「東京メトロmy!アプリ【2021年版】」と表示される予定。

アプリの利用料金は無料。対応OSは、iOS 12.0以降、Android 6.0以降。