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「小田急の子育て応援車」運用開始。子連れでも安心して乗れる

小田急電鉄は、小さい子供連れの乗客により安心して利用してもらえるよう、「小田急の子育て応援車」の運用を、3月12日のダイヤ変更日から順次開始する。

子育て応援車は、小田急が保有する通勤車両(一部除く)の3号車に、計24枚のステッカーを掲出するというもの。子連れの乗客を温かく見守ってもらうよう協力を呼びかける。ベビーカーなどを抱えて電車の乗り降りに苦労している人や、赤ちゃんが突然泣き出した際にも気兼ねなく小田急線を利用してほしいという想いから取り組むという。

掲出場所は窓ガラスや乗降扉、貫通扉。運用区間は小田急線全線で、相互直通運転しているJRと東京メトロ線内は対象外。

同社は2021年5月に約1カ月間、「子育て応援トレイン」を1編成運行し、乗客から好評だったことを踏まえて今回の導入が決定した。

ステッカーは、小田急が策定している「子育て応援ポリシー」や、親子のお出かけ情報サイト「小田急の子育て応援ナビ~FunFanおだきゅう~」のロゴ・デザインをベースに制作。親しみやすく、安心して乗車できるよう思いを込めている。