2枚の写真から体型を3Dイメージ化。身体採寸アプリ「Bodygram」

Bodygram Japanは、自社開発のAI採寸テクノロジーを搭載したアプリ「Bodygram」に、3Dアバターによる体型トラッキング機能を追加した。順次、iOS、Androidにてアップデート版の利用が可能になる。

Bodygramアプリではこれまで、体重や身長などの数値入力およびスマートフォンにて正面と側面の全身写真を撮影することで、全身24カ所の推定採寸を行ない、各部位のデータを数値で記録・確認できる機能を提供していた。

今回追加された新機能は、採寸したデータを元に身体の形状をアプリ上で3Dアバターとして視覚化。継続して採寸を行なうことによって、体型の変化をアバターの伸縮により直感的に確認できる。

また、3Dアバターで生成されたイメージは、アプリ上で回転やズームイン・アウトが可能で、普段は見ることのできない角度から自身の体型を観察・分析できる。これにより、より具体的に自分の身体の形状を把握し、トレーニングやダイエット、体調管理などに役立てやすくなるとしている。

3Dアバター 背面

そのほかBodygramアプリは、Appleのヘルスケアアプリとの連携も可能。体型の変化を実感しやすいウエストの推移のトラッキングができる。

新機能は個人利用のほか、フィットネステック領域でのBtoB連携を視野に開発・実装。コロナ禍で関心が高まっているおうちフィットネスを含め、目標体型への進捗確認ができるほか、ジムやトレーナーが体型データを、トレーニングメニューの計画・実行・ゴール設定に活用するという使い方を想定する。将来的にはヘルスケアやフィットネス領域以外に、ゲーミング等での活用も見込む。