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スマホ採寸の「Bodygram」、QR読取で採寸データ連携。非接触の買物サポート

Bodygram Japanは、AI推定採寸アプリ「Bodygram」のデータを、QRコードの読み取りのみで専用ダッシュボード上で共有できる企業向け採寸データ閲覧サービス「Bodygram マーチャントダッシュボード」の本格提供を開始した。

個人向け無料アプリ「Bodygram」のデータシェア機能を活用したサービス。Bodygramアプリは、ユーザーがスマホで2枚の写真を撮影することで、AIが全身25カ所を推定採寸する。

3Dボディデータ イメージ

Bodygram マーチャントダッシュボードでは、利用企業・店舗ごとに発行されるQRコードをユーザーが読み取ることで、Bodygramアプリで計測したデータを企業・店舗が管理するダッシュボードへ連携できる。

ユーザーは、店舗など企業側が提示するQRコードをBodygramアプリで読み取ることで、非接触で身体サイズを提供可能。オンラインショッピングにおいてもサイズ感をスムーズに確かめられる。

企業や店舗は、専用ダッシュボードで顧客の採寸データを閲覧できることから、接客への活用に加え、新たなサービスや製品開発などへの活用も想定する。

導入工数は、特殊な開発工程は必要ないため最短1日で可能。手軽に取り入れられるとしている。

そごう・西武では2020年11月より、西武池袋本店とそごう横浜店で導入。そごう・西武 リーシング本部 商品計画部 車田裕樹氏は、「お客様からも、直接触れずに短時間で採寸してもらえるのはとても便利とご好評頂いております」、「サービスを体験頂いたお客様の約6割が20代から30代で、体験頂いた方の7割以上が商品の購入につながるなど、新しいお買い物体験を楽しんで頂いています」とコメントしている。