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中野駅南口に高層ツインタワー。高さ約150m・37階

外観完成イメージパース

住友不動産は、中野駅南口の駅前における、高層ツインタワーの工事に着手する。

施設計画では、北側を高さ約120m・20階建のオフィス棟(延床面積約15,000坪、総貸室面積約8,000坪)、南側を約150m・37階建の住宅棟(延床面積約14,900坪、約400戸)とし、両棟共に低層部に店舗等を配置する。

開発が進められるのは、中野駅の南口駅前に位置し、西側を南口駅前広場、北側を千光前通り(幅員約8m)に接した区域。

整備イメージ図

駅前広場に面して商業・業務の複合建物、その後背には、東京都住宅供給公社の中野住宅(1952、1953年築。土地区画整理事業にて既に解体済み)が立地し、駅に繋がる東西動線が少なく、高低差のある地形であるという。また、南口駅前広場は、歩行者の滞留空間や自動車の交通空間が不足し、駅前広場からの通過車両が多く、歩行者との動線が交錯しているとする。

旧・公社中野住宅 解体前
解体後

土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行により、南口駅前広場の拡張整備や東西南北の交通動線の整備(南北道路の新設・拡幅、既存道路の拡幅等)を行ない、安全で快適な交通結節点とする。また公園の整備、敷地内の歩行者空間の整備等とあわせ、人々の回遊と賑わいが広がる複合市街地の形成を図る。

事業名称は「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」。施設建築物の敷地面積は約10,081m2、建築面積は約7,850m2、延べ面積は約99,000m2

3月10日に権利変換計画認可、3月に着工。2024年2月の竣工、2025年度の土地区画整理事業の南口駅前広場工事完了を予定する。