ニュース

丸井がQRコード決済サービス「EPOS Pay」を中野エリアで開始

丸井グループのクレジットカード事業会社であるエポスカードは、11月2日から、東京都中野エリアでQRコード決済サービス「EPOS Pay」を開始する。

EPOS Pay 利用イメージ

エポスカード会員向け「エポスカード公式アプリ」にQRコード決済サービスを追加。会員はアプリをアップデートするだけで利用可能。

EPOS Payの利用金額は自動的にエポスカードの支払いとなるので、新たに銀行口座などの登録手続きを行なう必要はない。また、エポスカード利用時と同様、買物金額に応じたポイントが貯まり、EPOS Pay利用時に1ポイント単位で利用できる。

マルイ・モディ店舗を中心に、キャッシュレス決済を導入していない店舗を含めた近隣の商店街や飲食店と加盟店契約を結び、利用可能店舗を拡大することによって、利用者の利便性向上につなげるとしている。

加盟店にとっては、店舗に掲示したQRコードを利用者のスマートフォンで読み込む方式を採用しているEPOS Payは、コストを抑えて導入でき、またエポスカードからの送客が期待できるという。

EPOS Pay 利用可能店舗

丸井グループの狙いは、利用者の生活圏を中心とした地域経済圏の形成による、全国どこでも使えるQRコード決済のプラットフォーマーを目指す競合他社との差別化。中野エリアでの利用状況を踏まえ、他のエリアへの拡大を検討するとともに、EPOS Payの利用を通じて収集されるデータを活用し、利用者と加盟店双方にメリットのあるマーケティングを実施するとしている。