ニュース

「特務機関NERV防災アプリ」、Android版配信開始

ゲヒルンは、「特務機関NERV防災アプリ」のAndroid版を12月18日より配信開始した。地震・津波・噴火・特別警報の速報や、洪水や土砂災害といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録地点に基づいて最適化して配信する。利用料は無料。iOS版は9月1日(防災の日)に先行配信している。

特務機関NERV 防災アプリは、天気や台風の予報、雨雲レーダー、地震・津波・噴火の速報、特別警報や土砂災害の情報、河川の情報、大雨危険度通知、さらにはJアラート(国民保護情報)やダム放流通知まで、様々な防災情報を受信できるスマホアプリ。対応OSはiOS 12.1以降、Android 6.0以降。アプリの名称は、アニメ作品「エヴァンゲリオン」シリーズに由来。iOS版では40万ダウンロードを突破したという。

画面に表示された地図をタッチすると、今いる地点を拡大したり、全国を見渡すことができ、雨雲の様子や各地の震度を自由な縮尺で見られる。

提供する防災気象情報は、気象業務支援センター(気象庁本庁舎および大阪管区気象台内)と接続した専用線からダイレクトに受け取ることで情報の信頼性を担保。ゲヒルンが独自に開発した技術により国内最速レベルで情報を配信する。

端末の位置情報、防災情報の種類、緊急度等によって、音やバイブレーションを行なわない静かな通知、通常の通知、重大な通知を送り分ける。緊急地震速報(警報)や津波警報などは重大な通知として、マナーモードやおやすみモードに設定中でも強制的に鳴動。ユーザーに危険が迫っていることを伝える。なお、重大な通知が不要な場合は、設定画面から無効にできる。

アプリのデザインでは、シンプルで視認性が高い「AXIS Font」を搭載。また、色覚異常の人でも見やすい配色、視覚障害や読字障害の方にもわかりやすい音声読み上げといったアクセシビリティも重視しているという。