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ローソン、「コンビニ車中泊」エリア拡大 「安心感」でリピート

ローソンは、店舗駐車場を活用した車中泊サービス「コンビニRVパーク」を、7月17日から千葉、埼玉、静岡、愛知の4県計28店舗に拡大する。埼玉、静岡、愛知への導入は今回が初めて。2026年度内には、東京、神奈川、三重、岐阜なども含め、約70店舗規模への拡大を目指す。

コンビニRVパークは、日本RV協会が認定する車中泊施設「RVパーク」をローソンの店舗駐車場に設置する取り組み。日本RV協会が施設の認定と予約サイト「RV-Park.jp」を提供し、グローリーが予約や利用者対応などの運営を担当する。ローソンは駐車スペースの提供や店舗での受付、電源の貸し出しなどを行なう。

対象店舗は、千葉県11店舗、埼玉県5店舗、静岡県9店舗、愛知県3店舗。埼玉県では秩父、川越、飯能、狭山、静岡県では三島、伊豆、焼津、御前崎、浜松、湖西など、愛知県では岡崎、日進、犬山に展開する。大都市圏から1~2泊で訪れやすい観光地や、入浴施設に近い店舗を中心に選定した。

利用料金は1区画1回2,500~3,000円。1区画につき通常の駐車スペース2台分を確保し、各店舗で1日1台まで受け入れる。15Aの電源を利用できるほか、店舗のトイレや買い物も24時間利用できる。予約と事前決済はRV-Park.jpで受け付け、支払いはクレジットカードのみ。

駐車スペースは周囲の建物などから離れた位置に設定。予約がない日は通常の駐車場として開放する
電源も提供

コンビニ車中泊の魅力は「安心感」 利用マナーは安定

コンビニ車中泊の本格展開にあわせて、利用者の要望を受け、チェックイン時間は従来の18時~21時から15時~22時へ拡大し、チェックアウト時間も9時までから10時までに延長する。受付時には利用許可証、ごみ袋、注意事項などを渡す。利用時は、エンジンのアイドリングや、駐車スペースにイスやテーブルを出すなどの活動は禁止される。

ローソンは2025年7月から、房総半島を中心とした千葉県内7店舗で実証実験を実施。お盆、年末年始、ゴールデンウィークにおける7店舗の平均稼働率は9割を超え、アンケートではリピート利用者が15%を超えたという。

2025年7月~2026年4月に実施した利用者81人へのアンケートでは、約8割が50代以上で、約3割が犬を連れて利用していた。99%がサービスの展開地域が広がれば利用したいと答え、9割超がチェックインを簡単と評価した。また、9割超が利用時にローソンで500円以上の商品を購入している。

また、利用者の年齢が高いことから、利用マナーも安定しており、これまで目立ったトラブルはなかったという。

利用者の年齢層が高いことについてローソンは、「キャンピングカーなど車中泊に最適化している車両を所有している人が多く、そうしたものにお金を掛けられ、車中泊自体が趣味のようになっている人が多い印象」としている。

利用料金が宿泊施設などに比べて安価であることから、若い年齢層の利用がここまで少ないのは想定外だったという。レンタカーなどで利用する人も少ない。基本的にはキャンピングカーか、一般車でも車中泊用の装備を備えた車両を所有している人の利用が多数を占める。

コンビニでは24時間スタッフが常駐しているなど、道の駅などで車中泊をするのに比べ、セキュリティ面での安心感が高いこともリピート率の高さに繋がっているという。