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JR東日本、新型新幹線専用検測車の愛称は「SOAR」 デザイン公開
2026年7月14日 16:18
JR東日本は、開発中の新たな新幹線専用検測車の愛称とデザインを決定した。新型新幹線専用検測車(E927形)の愛称は「SOAR(ソアー)」で、2029年度中の検測開始を予定している。
新幹線専用検測車は、新幹線の線路や架線、信号システムなどの状態を走りながら検査する車両。新型車両では、新たに、線路の予防保全に向けて車輪・レール間に作用する力を推定する装置と、検測車の前方と周囲をカメラで撮影し、設備の状態や沿線環境の変化を把握する装置を、開発・装備し、最高速度320km/hで検測を行なう。320km/hでの検測は日本初の取組みとなる。
新型車両E927形は7両編成で、管内検測エリアは東北、上越、北陸、山形、秋田新幹線。
愛称のSOARは、JR東日本グループ社員からの応募で決定。グループ経営ビジョン「勇翔 2034」からとり、「勇ましく、翔け上がる」という意味を込めて名付けた。「SOAR」は、英語で「翔ける」という意味を持つことから、安全に向かって翔けるという意味をこめているという。加えて、アルファベットの“O”(オー)は、究極の安全を目指す事故事象“0”(ゼロ)という表記・意味も込めた。
デザインでは、従来の「East-i」の白を基調にしたデザインを継承し、グループ経営ビジョン「勇翔 2034」から「勇」は勇気をイメージした赤系統、「翔」は羽ばたき伸びていくイメージから緑系統の色で表現した。
検測装置では、新たに車輪・レール間に作用する力を推定する「PQ 推定システム」を導入。台車に複数のセンサを取り付け、台車の揺れや傾きなどを測定することで、車輪・レール間に作用する力を推定。この情報を線路状態の評価に加えることで整備箇所や優先度をより明確にし、効果的な予防保全と安全レベルの向上へつなげる。
また、1号車、7号車の前頭部、3号車の側方、天井部分に設置した48台のカメラにより、高精細な画像を連続撮影し、設備の状態や沿線の環境を詳しく記録する「新幹線車上撮影装置(仮称)」を搭載する。
さらに、AI、DXの技術も活用しながら、320km/hでの高速走行による検測に対応。省人化や遠隔からの無人検測の実現にも取り組むとしている。




