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JALとマリオット・ボンヴォイ、“虎の子”開放の戦略的提携
2026年7月14日 17:21
マリオット・インターナショナルと日本航空(JAL)は、旅行・宿泊の「Marriott Bonvoy」とフライトのJALマイレージバンク(JMB)の双方でステイタスマッチによる特典を提供する戦略的パートナーシップを発表した。
JALにとっては、グローバルなホテルグループとの初の戦略的パートナーシップ。マリオットの旅行会員プログラム「Marriott Bonvoy」(マリオット ボンヴォイ)にとっては、日本の航空会社との初めての本格的な取組みになる。これまで両者の間ではポイント交換プログラムが提供されていたが、そこで築いた関係を発展させたものとしている。
相互のステイタスマッチにより、Marriott Bonvoyの会員には、「ゴールドエリート」などの各ステータスに応じて、航空機を利用しなくても、JALグループ航空便の搭乗実績「FLY ONポイント」を獲得可能。JMB会員は、Marriott Bonvoyのプログラムにシームレスに参加でき、上位会員への昇格が早くなるといった特典が提供される。
ロイヤリティプログラムの“新基準”
JALの狙いは、海外からの旅行客との接点を拡大すること。「インバウンドはまだまだタッチポイントが少なかった」(日本航空 執行役員 マイレージ・ライフスタイル事業本部長の西田真吾氏)とこれまでの課題を指摘した上で、「マリオット・ボンヴォイとの戦略的パートナーシップは、これまでにないグローバル戦略になる。航空とホテルのシナジーで、旅全体の体験価値を上げられる」と期待を寄せる。
なお、西田氏が“虎の子”と呼ぶFLY ONポイントを、航空機の利用なしに獲得できるようにしたのは、マリオット・ボンヴォイとの戦略的パートナーシップ故としている。ラウンジが混雑しているといった課題もあり、特典の持続可能性やサービス品質は今後も注視していくという。
マリオット・ボンヴォイにとっては、観光客が増加している日本市場はアジア太平洋地域の中でも重要な成長市場とする。ラグジュアリーホテルだけでなくコストパフォーマンスや長期滞在の需要に応える施設も拡充しており、「今後も日本市場の成長にコミットする」(マリオット・インターナショナル アジア太平洋地区(中華圏を除く)チーフ・コマーシャル・オフィサーのジョン・トゥーミー氏)と、注力していく方針。
今回のJALとの戦略的パートナーシップでは、ステイタスマッチなどで両者のエコシステムがつながり、「お互いが補完し合うプログラム連携。空から旅・ホテルまでシームレスで一貫した体験を提供できる。ロイヤリティプログラムの新たな基準を打ち立てる」(ジョン氏)と、自信を語っている。








