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東京都防災アプリ、防災マップに「避難場所モード」追加

避難場所等の位置や範囲を地図上で表示

東京都は、「東京都防災アプリ」内コンテンツの「防災マップ」に「避難場所モード」を追加した。避難場所モードでは、区部の指定された避難場所等を確認できるように案内することで、震災時火災の際に避難をサポートする。

東京都防災アプリとは、防災の基礎知識など、災害時に役立つコンテンツが搭載されている東京都公式の防災アプリ。

東京都は、東京都震災対策条例に基づき、地震火災から住民の生命を守るため、火災が鎮火するまで待機する場所として区部の避難場所を指定している。避難場所モードでは、避難場所や、地区内残留地区、避難地区割当などの範囲やその詳細情報を表示。また、町丁目で検索すると、その町丁目の避難先である避難場所等を確認できる。

タップした地点の避難先である避難場所の確認が可能
検索ボタンをタップすると、選択画面が表示され、町丁目ごとに避難場所の確認が可能

地区内残留地区とは、地区の不燃化が進んでおり、万が一火災が発生しても地区内に大規模な延焼火災のおそれがなく、震災時火災の際に避難を要しない地区。

東京都区部の避難場所として指定されているのは213カ所。地区内残留地区を除き、地区ごとに避難場所が1カ所割り当てられている。

発災時の避難流れ(区部)