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Midjourneyが医療分野へ MRI比約100倍速の身体スキャン目指す

画像・動画生成AIを展開するMidjourneyは、医療分野に参入する。新プロジェクト「Midjourney Medical」を発表し、水中で身体をスキャンする「The Midjourney Scanner」と、同スキャナーを備える「The Midjourney Spa」を計画する。初のSpaは、2027年末頃にサンフランシスコ中心部で開業する予定。

The Midjourney Scannerは、水を張ったスキャン用プールに入り、身体が水中のセンサーリングを通過することで、体内の画像を作成する装置。センサーは超音波を身体に向けて送信し、戻ってくる波を記録する。波が水、皮膚、脂肪、筋肉、骨などを通る際に形を変えることを利用し、密度や硬さの変化から体内の画像を再構築する。

利用者は、スキャン用プール内の昇降台に立つ。昇降台が毎秒約5cmの速度で下がり、身体が水中に設置されたセンサーリングを通過する。リングには砂粒ほどの大きさの小型センサーが50万個並び、それぞれが小さなスピーカーとマイクの役割を持つ。

各センサーは超音波を発し、身体を通って戻ってくる波を記録する。波は水、皮膚、脂肪、筋肉、骨などを通過する際に形が変わるため、その変化を解析して体内の画像を再構築する。取得するデータ量は毎秒テラバイト規模で、コンピュータ群で処理する。

同社は、身体の3Dマップを作成し、現在のMRIに近い画像をほぼ100倍の速度で得ることを目指す。スキャン時間は60秒以内を目標とする。

同社は、The Midjourney Scannerを日常的に利用しやすい形にするため、The Midjourney Spaも展開する。施設には温浴、サウナ、冷水浴、金色の光に照らされたプール付きの部屋を設ける計画。利用者はスパを利用する流れの中で、身体スキャンを受けられる設計となる。

今後12カ月は、アルゴリズムとハードウェアの改良、試験、第2世代ハードウェアへの移行、最初の「リサーチスパ」の建設に取り組む。2027年末頃にスパを開業し、2028年には複数都市への拡大と第3世代スキャナーへの更新を予定する。

2031年までに世界で5万台以上のスキャナーを展開し、月10億回のスキャン能力を確保することを目標に掲げる。診断医療機能にはFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認が必要としており、当初は詳細な身体組成図の提供から始める。能力向上に向け、FDAへ定期的に検査結果を提出していく計画。