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国産GPS「みちびき7号機」打上げ成功 当面は6機体制で運用
2026年8月12日 15:48
JAXAは11日、準天頂衛星システム「みちびき7号機」の打上げに成功した。H3ロケット9号機に搭載されたみちびき7号機は、打上げから約29分4秒後にロケットから切り離され、所定の軌道に投入されている。
7号機は、測位信号やセンチメートル級測位補強サービス「CLAS」に対応し、みちびきの測位能力を強化する。
みちびきは、GPSなど他国の衛星測位システムを補完する日本独自の衛星測位システム。7機体制では、日本周辺で常時4機以上のみちびきを利用できる環境を整え、GPSに依存せず、国産のみちびきだけで位置を求める「持続測位」の実現を目指している。
本来は6号機、5号機、7号機を順次追加し、7機体制を完成させる計画だった。しかし、5号機を搭載したH3ロケット8号機が2025年12月の打上げに失敗し、衛星を喪失。7号機が加わっても運用衛星は6機にとどまる。
内閣府は、5号機を欠いた6機体制での性能低下を抑えるため、2号機と、2021年に打上げた初号機後継機の軌道を変更する方針。ただし、失われた5号機をどのように補い、いつ7機体制を完成させるかについて具体的な計画は示されておらず、日本独自の持続測位実現の時期は不透明となっている。
政府は将来、1機が故障しても測位を維持できる11機体制への拡張も計画しており、5号機喪失を受けた衛星整備計画の見直しが今後の焦点となる。
