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史上最大級のアップデート「Canva AI 2.0」 目的伝えるだけで資料一式生成
2026年4月17日 14:33
Canvaは4月16日(米国時間)、「Canva AI 2.0」を発表した。ロサンゼルスで開催した発表会「Canvaクリエイト」で公開したもので、同社にとって2013年の設立以来最大級のアップデートと位置付ける。
Canva AI 2.0は、AIを活用したデザイン制作の仕組みを刷新し、アイデア出しから実行までを1カ所で完結できる環境を提供する。従来のデザインツールに加え、対話型かつエージェント型の操作を取り入れた。
核となるのは4つの機能レイヤー。自然なテキストや音声入力からデザインを生成する「会話型デザイン」では、目的や構成を伝えることで編集可能なデザインを生成し、その後も文脈を維持しながら調整できる。
「エージェント型オーケストレーション」では、ユーザーの指示に応じてAIがCanva内のツールを組み合わせ、資料作成などを自動で実行する。例えば「夏の新作ランニングシューズのSNSキャンペーンを作成して」と指示するだけで、AIがユーザーの意図を理解し、Canva内の最適なツールを組み合わせて実行。すぐに編集・公開可能な形で完成させられる。
「オブジェクトごとのインテリジェンス」により、レイヤー構造を維持しながら「見出しだけ変更」など個別要素の編集にも対応する。また、「カスタムメモリー」により、作業スタイルやブランド情報を学習し、プロジェクト全体に反映する仕組みも備える。
外部サービスとの連携も強化する。SlackやGmail、Google Drive、Notion、Zoomなどと接続し、会話内容やデータをもとに資料やコンテンツを生成可能。Zoomの議事録から要約を作成したり、メール内容を営業資料へ変換するなどの用途に対応する。
タスク予約機能では、SNS投稿の生成や翻訳、資料作成などを事前に設定することで自動実行できる。Webリサーチ機能は必要な情報を収集し、整理した形でデザインに反映する。
ブランド管理では、ブランドキットと連携し、フォントや配色を自動適用するほか、ガイドライン更新時に既存ファイルを一括更新できる。加えて、「Canvaコード2.0」やHTMLインポート機能により、インタラクティブなコンテンツやWebページの作成にも対応する。




