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生まれ変わる津田沼 ヨーカドー津田沼跡地の「イオンモール」を見てきた

イオンモール津田沼 South

イトーヨーカドー津田沼店跡地に、「イオンモール津田沼 South」が3月18日にオープンする。開業に先立ち、内覧会が実施された。

イオンモール津田沼 Southは、核店舗「イオンスタイル津田沼 South」と約50の専門店で構成される商業施設。京成電鉄とイオンとの資本業務提携に基づき京成電鉄とイオンリテールが、24年9月に営業終了したイトーヨーカドー津田沼店跡地で、京成電鉄が所有する「津田沼12番街ビル」を刷新した。

イオンモール津田沼 South 1階
24年9月に営業終了したイトーヨーカドー津田沼店(写真奥/24年4月撮影)

京成松戸線 新津田沼駅直結で、JR津田沼駅からは徒歩約5分。新津田沼駅コンコースと一体となった、イオンとしては関東唯一の駅ビルとなる。なお、隣接する「イオンモール津田沼」は「イオンモール津田沼 North」に改称する。

新津田沼駅と一体
改札(写真奥)と並ぶ形で2階入口がある
JR津田沼駅付近から撮影。奥に見えるのがイオンモール津田沼 Southで、JRの駅からはやや離れている
イオンモール津田沼 North(写真左)とSouthは駅・線路を挟んだ位置関係だが、改札階で直結する

規模は地下1階から地上8階で、このうち7階の映画館「イオンシネマ」は夏にオープンする。イオンリテールが特徴として挙げる売場は、6階のフードフロア「ROKU バル津田沼」、1階・地下1階の食品フロア、駅コンコース直結となる2階のビューティーフロア。

フロア構成

関東初の「MEAT PARK」

1階と地下1階が核店舗のイオンスタイルで、肉、魚、フルーツなど専門色を高めに構成したという。かつて津田沼には肉や魚の専門店があったが現在はなくなってしまったため、地域で求められている店へのニーズに対応する。

イオンスタイル津田沼 South

地下1階には関東初となる、肉売場の新モデル「MEAT PARK」を展開。MEAT PARKは「ステーキ」「トンテキ」「ドカ盛り」などのカテゴリーごとの売場構成となっている。

MEAT PARK

鮮魚コーナーは、対面鮮魚コーナーで丸魚を中心に展開。てんぷらや唐揚げといった調理にも対応する。また、まぐろ角切りやたこブツなどの量り売りコーナーを設置する。

鮮魚コーナー

野菜は、必要なものを必要な分だけ購入できる量り売りコーナーを展開。家庭での食材ロス削減を図る。フルーツコーナーではスイーツの販売も行なう。

野菜は量り売りやバラ売りのコーナーを充実させている
フルーツコーナー

冷凍食品のコーナーも充実。人気の高いご当地グルメや「Picard(ピカール)」の商品にも力を入れている。

冷凍食品コーナー
ご当地グルメ
Picard

地下1階には、カフェ「TULLY'S COFFEE & TEA」、和菓子「寛永堂/隅田川」、炭火焼鳥 テイクアウト専門店「銀座惣菜店」、クリーニング「ポニークリーニング」がテナントとして出店する。

TULLY'S COFFEE & TEA

イオンリカーに「角打ちスペース」

1階の施設エントランスを入ってすぐの場所では、酒専門店「イオンリカー」を展開。世界からの直輸入ワインなどを取り扱う。また、「角打ちスペース」を設け、店内でワインなどを楽しむことができる。

イオンリカー
角打ちスペース

イオンリカーからイオンスタイル内に進んだ先頭にベーカリーを据え、ピザ、惣菜、寿司や弁当のコーナーへと進んでいく。寿司は1貫ずつ購入できるバイキング形式で提供する。

1階のイオンスタイルエントランス
ベーカリーや惣菜など
1貫ずつ購入できる寿司コーナー

1階中央には、店内で購入した商品を食べられるイートインスペースを設置。四角い形が特徴のピザやコーヒーの販売も行なう。

イートインコーナー
ピザなども用意
イートインコーナー メニュー

6階に「イオンで最も飲める飲食店街」

6階のフードフロアには13店舗が出店。フロア名称を「ROKU バル津田沼」として、すべての店でアルコールメニューを用意し、お酒を安心して飲める場として展開する。1フロア丸ごとバル利用(飲酒)可の飲食店で構成されている施設はイオン初となる。歓送迎会などの団体利用にも対応し、店舗により個室も用意する。

寿司店「佐渡弁慶」では少人数向け、大人数向けの個室を用意する

出店テナントは以下の通り。

  • 八十郎商店(バル)
  • 一風堂(ラーメン)
  • 大衆酒場 有頂天(居酒屋)
  • 魚がイチバン(居酒屋)
  • 佐渡弁慶(寿司)
  • 焼肉 赤門(焼肉)
  • 万豚記(中華料理)
  • 月島もんじゃ てっぱん(もんじゃ焼き)
  • ソバキチ(日本そば)
  • 長寿韓酒房(韓国料理)
  • 東京麻辣湯(麻辣湯スープ)
  • ニュー大金星(居酒屋)
  • とんかつ神楽坂さくら(とんかつ)

そのほか6階には、焼肉やもんじゃ焼きなどを食べた後に気になる服のニオイを消臭する効果があるという「ROKUバルシャワー」を設置している。

ROKUバルシャワー
利用シーン

駅直結フロアにイオン直営「ソッコービューティー」

駅コンコース直結となる2階はビューティーフロアとして展開。イオン直営「ソッコービューティー」のほか、「コスメーム」「カラースタジオ」などの専門店も出店する。

2階のコスメフロア

ソッコービューティーの売場面積は約400坪で、特にMZ世代の取り込みを狙ったコスメブランドを充実させている。また、全長約50mのデジタルサイネージにより、店内でのプロモーションを強化する。

ソッコービューティー
全長約50mのデジタルサイネージ

店内には、ワンプッシュ単位で香水を試せる自動販売機、コスメのUFOキャッチャーやカプセルトイ、自動洗剤充てん機、プチプラコスメやアジアンコスメなどを試せるビューティカウンターなどを設置する。

ワンプッシュ単位で香水を試せる自動販売機
コスメのUFOキャッチャー
自動洗剤充てん機

2階にはコスメ以外にも、全国初となるハワイアンカフェの「KNOWS COFFEE」や、花束・ブーケ・ソープフラワー「Karendo」、ヘアカット「QBプレミアム」が出店する。

KNOWS COFFEE

8階にイベントホール

8階にはイベントスペースを整備。津田沼駅南口の「習志野文化ホール」が現在使用できない状況(再開発計画が中断し、施設の部分的な再開を検討)であることから、様々な発表に使用できる場として展開する。将来的には8階の屋上部分の活用も検討する。

イベントホール。オープン時は「ダンボールミュージアム」を開催
2階に設置されたダンボールミュージアムの告知
将来的には屋上部分も活用したい考え

3階~5階は専門店のフロア。各フロアでファッション、グッズのショップが出店するほか、3階に「スターバックス コーヒー」(4月24日オープン)、5階にアミューズメント「GiGO」が出店する。3階の「無印良品500」は6月オープン予定。

3階

4階

5階

夏にイオンシネマがオープンする予定の7階は、現在は6階から8階へと上がる際の通路として使われている。

イオンシネマは準備中
イオンシネマ イメージ

そのほか、イオンモール津田沼 Southは「五感に訴える」をテーマに掲げ、共用部にディフューザーを導入して香りが漂う空間づくりをしている。

ディフューザーを導入した休憩スペース

所在地は千葉県習志野市津田沼1-10-30。敷地面積は約14,913m2、延床面積は約35,292m2、駐車台数536台。京成電鉄は道路を挟んで隣接する「津田沼14番街ビル」(千葉県習志野市津田沼1-3-1)についても、26年秋に新たな商業施設として開業することを目指し、改修・刷新を進める。

1月から一時閉館となっているミーナ津田沼(津田沼14番街ビル)