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アスクル・LOHACO、ランサムウェア感染で受注・出荷停止
2025年10月19日 22:06
アスクルは19日、ランサムウェア感染によるシステム障害が発生したと発表した。事業者向けを中心にしたECの「アスクル」のほか、個人向けの「LOHACO」などで受注と出荷を停止した。
システム障害により、「ASKUL」「LOHACO」と購買業務向けの「ソロエルアリーナ」の出荷と受注を停止したほか、すでに注文済みの商品についても、注文キャンセルとした。個人情報や顧客データなどの外部への流出を含めた影響範囲は、現在調査中としており、わかり次第告知する。
ランサムウェアは、感染したコンピュータのファイルの暗号化やロックを行ない、復旧と引き換えに身代金を要求するなど、不正なアクセスや要求を行なう悪意あるソフトウェアのこと。日本においても被害が増加しており、9月末にはアサヒグループホールディングスがランサムウェア攻撃の被害報告とともに、システム障害を公表している。
