いつモノコト

「黒板を消す」をもう一度 懐かしの黒板消し型画面クリーナーを買った

黒板消しクリーナーを買いました。それも、黒板を消すのではなく、画面を掃除するための黒板消しクリーナーです。私たちが学生時代に誰もが触れてきた黒板消しクリーナーは、日本理化学工業が販売・製造しています。

現在も学校では黒板消しクリーナーが使われていますが、大人になってから触れる機会はほとんどありません。そんな中で目にしたのが、黒板消しクリーナーの形をした画面クリーナーでした。この製品も日本理化学工業が販売しており、公式サイトでの価格は605円です。

画面を掃除するだけであれば、マイクロファイバークロスや専用スプレーなど、機能的な選択肢はいくらでもあります。それでもこの製品が気になった理由は、「懐かしさ」と見た目の「ユニークさ」でした。この画面クリーナーは、文具女子博2025を訪れた際に購入したものですが、ロフトや商業施設の雑貨店などでも購入できます。

実際に使ってみると、使い方は一般的な画面クリーナーと変わりません。クリーナー面で画面をなぞるだけで、指紋や皮脂汚れは問題なく落ちます。サイズはスマートフォンの画面にちょうどよく、ノートPCやタブレットでは少しずつ動かして使う形になります。

画面クリーナーとしての機能も申し分ない

特徴的なのは、やはり形状です。この画面クリーナーはSSサイズとSサイズの2種類が用意されており、黒板消しクリーナーの実寸よりも小さく、持ち運びに適しています。私はSサイズを購入しました。また、付属していたストラップを外し、ポーチに入れて使っています。

日本理化学工業公式サイトより引用

なにより、黒板消しと同じフォルムである点が魅力です。黒板消しという形をそのまま流用したことで、「画面を拭く道具」としての存在感はかなり強くなっています。実用品でありながら話題にしやすく、デスク周りに置いておく小物としても成立します。クロス型のクリーナーは、いつの間にか紛失していることも多く、この存在感は実用面でも役立っています。

懐かしさを前面に押し出した製品ではありますが、小ネタとして触れておきたいのが、この画面クリーナーの黒板消しの形状です。実はこの形は旧型にあたるそうです。現在、学校などで使われている黒板消しは形が変わっており、黒い持ち手は付いていないとのことでした。そのため、全体としてよりフラットな形状に進化しているようです。

現在の黒板消しクリーナー。日本理化学工業公式サイトより引用

この点については、文具女子博で購入した際に、ブースの担当者から直接聞いた話です。今のモデルと、私たちが学生時代に使っていた黒板消しでは、見た目にも違いがあります。この画面クリーナーは、現在の仕様というよりも、「記憶に残っている黒板消しの形」をあえて採用している点も含めて、味わいのある製品だと感じました。

佐々木 翼