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スーパーのようなセブンイレブン新店舗 北海道の車社会に適応
2025年7月10日 13:23
セブン‐イレブン・ジャパンは、“地域に求められる品揃え”や“新たな成長戦略”などの実現をコンセプトとした「セブン‐イレブン南7条店」を、北海道札幌市にて7月11日にオープンする。
地域ごとの環境やニーズに合わせた、地域に根差した品揃えや店づくりを推進し、世の中に新しい価値を提供するため、セブン‐イレブン・ジャパンは北海道において3月に「北海道プロジェクト」を立ち上げた。
プロジェクトでは、エリアならではの文化や価値観などに基づくニーズに応えるとともに、社会課題にも取り組むことで、消費者に真に求められる新たなセブン‐イレブンの追求を進めている。この取り組みを、店舗のワンフォーマット化からの脱却、変わりゆく環境下での挑戦の発信に繋げ、1店1店が地域に密着した店舗となり、地域に求められるチェーンになることを目指す。
南7条店は北海道プロジェクトの一環で、北海道独自の文化や習慣、社会課題に基づいた品揃えや売場作りを図るとともに、地域のニーズに応えるためのテストを実施。テスト結果の検証も進めながら、異なるエリアや商圏での取り組み拡大を検討する。
南7条店については、北海道は車社会で、一度にまとめて買い物をする習慣があり、特に道内のセブン‐イレブンではスーパー代わりの使われ方も多い点に着目。専門店が減少していることも考慮して、“セブン‐イレブンに行けばさまざまな商品が揃う”という品揃えを目指し、「ベビーグッズ」「野菜・果物の拡充(常温・チルド・冷凍の各温度帯で販売)」「バーベキュー・キャンプグッズ」などを同店でテストする。
また、保存性と利便性の高い冷凍食品や、使用頻度の高い調味料、ラーメン文化が根付く北海道ならではの袋ラーメンなどのラインアップを拡充。そのほか、北海道には国内外から観光客が集まり、特にインバウンド需要が高まっていることから、お土産需要の高い商品や、外国人観光客からのニーズが強い商品も揃える。
そのほか、揚げ物やセブンカフェをはじめとした従来のカウンター商品、一部地域で開始した焼きたてのパンやお菓子を販売する「セブンカフェ ベーカリー」を導入。さらに、道内では初となる店舗で作って提供するソフトクリームや、札幌圏内では初となる「セブンカフェ ティー」の販売も行なう。加えて、カウンター商品を注文するための「発券機」を道内で初導入する。
セブン‐イレブン南7条店の所在地は北海道札幌市中央区南7条西11-2-7。売場面積は約194m2、取り扱いアイテム数は約5,300。












