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東海道・山陽新幹線、「特大荷物コーナーつき座席」 デッキに置場整備

JR東海、JR西日本、JR九州は東海道・山陽新幹線において、特大荷物置場と特定の指定席をセットで予約できる「特大荷物コーナーつき座席」サービスを、5月24日乗車分から開始する。予約開始は4月24日10時。予約での追加料金はなく、他の座席の指定席料金と同額。

東海道・山陽・九州・西九州新幹線では現在、縦・横・高さの3辺合計が160cmを超え250cm以内の大きな荷物(特大荷物)を持ち込む際の事前予約制「特大荷物スペースつき座席」を導入している。特大荷物スペースつき座席の対象は、一部車両の最後部座席。

新たに東海道・山陽新幹線の16両編成の列車において、車内デッキ部に特大荷物の置場を整備。特大荷物コーナーつき座席では、最寄りのデッキ部の荷物置場と特定の指定席をセットで予約できる。利用可能な荷物のサイズは、80cm以内×60cm以内×40cm以内(下段)もしくは50cm以内(上段)。

予約は、インターネット予約サービス(「エクスプレス予約」「スマートEX」「e5489」等)やJR各社の指定席券売機で可能。JRのきっぷ売場や主な旅行会社の窓口では、特大荷物コーナーつき座席希望の旨を伝えることで予約できる。

特大荷物コーナーには施錠機能があり、荷物を置いた際の施錠と貴重品の自身での管理を推奨している。

山陽・九州新幹線の8両編成の列車の同サービスの開始は、決まり次第告知される。