ニュース

新幹線オフィス車両が「TRAIN DESK」に一新 専用きっぷ購入可能に

JR東日本、JR北海道、JR西日本は、2021年から展開していた「新幹線オフィス車両」を、3月20日に「TRAIN DESK」としてリニューアルする。一般の普通車指定席と区別して購入可能となる。

TRAIN DESKは、新幹線座席でのWeb会議や通話も可能な、車内で仕事・勉強などをするユーザー優先の普通車指定席。仕事に限らず、移動時間を「自分時間」として過ごしたいユーザーにもおすすめだという。

対象となる列車は、こまち号・つばさ号・つるぎ号を除く東北・北海道・上越・北陸新幹線の普通車指定席のある列車。対象号車は東北・北海道新幹線は7号車、上越・北陸新幹線は9号車。今まで新幹線オフィス車両としていた8号車は、ワーク&スタディ優先車両ではなくなる。

土休日および最繁忙期を除く平日のみの実施で、3月20日以降は普通車指定席のない列車は対象外となる。

利用するには、利用列車・区間の乗車に必要な乗車券および指定席特急券(TRAIN DESK)を購入し、乗車する。3月20日以降は、TRAIN DESKを指定していない特急券でのワーク&スタディ優先車両の利用は不可能となる。

TRAIN DESKの利用料金は普通車指定席と同額で、追加料金は発生しない。

さらに、JR東日本は、新たに東京駅および仙台駅にて、Wi-Fiルーターや折りたたみ式間仕切りなどのリモートワーク支援ツールセットの貸出試行を予定している。