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札幌都心部に34階建て複合施設 大通公園を一望できる屋外テラス

外観イメージ

平和不動産は、「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」について、札幌市より都市計画決定の告示がなされたことを受け、市街地再開発組合設立へ向けた検討に着手する。商業施設等を展開する、地上34階・地下3階、高さ約185mの複合施設を開発する計画。2028年竣工予定。

敷地面積は約5,030m2、延床面積は約99,400m2。主要用途は商業、オフィス、ホテル、駐車場。

位置図

商業施設は低層階で展開。大通公園に面した敷地北東部に地下広場や商業店舗と一体となったアトリウム空間を配置する。アトリウム空間では地下コンコースや地上から来る人を迎え入れ、商業施設との連携やイベント活用等による賑わいある空間として活用する。

アトリウム外観
アトリウム地上部
アトリウム地下1階

建物低層部には大通公園を一望できる屋外テラスを整備。テラスに面して店舗を配置することで、市民や来街者が楽しめる、地域の新たなにぎわいの形成を図る。また融雪機能を備えることで、年間を通じて眺望スペース・憩いの場として活用する。

そのほか、地下から地上へと人の賑わいを円滑に誘導するバリアフリー動線や吹き抜け空間を整備。大通交流拠点地下広場の拡充を推進する。

また国際競争力向上に向け、高機能オフィスや国際水準の宿泊機能を備えたハイグレードホテルを整備する。

断面イメージ

市街地再開発組合設立に向けた検討のほか、デザイン監修者である隈研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所)と魅力あるデザイン検討を行なう。