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すすきのを「昼も眠らない街」に。ホテル・シネコン・商業施設開発

外観イメージ(すすきの交差点北東側より)

東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンの各社は、札幌市中央区のススキノラフィラ跡地において推進する「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」について、施設コンセプトを『札幌の街に「あそびば」を~昼も眠らない街ススキノへ~』と決定した。'23年秋に竣工予定。あわせてテナント募集を開始し、出店者募集説明会を4月に開催する。

夜間利用の比率が高いすすきのにおいて、昼間の時間帯も含めにぎわいを創出する新たな「あそびば」として、すすきのの来街者層と来街時間拡大を目指す。建物は18階建てで、スーパーマーケット、マルシェ、複合商業ゾーン、シネマコンプレックス、ホテルからなる。

地下2階のスーパー(イトーヨーカドー)と地下1階のマルシェでは、北海道産の良質な食材をはじめとする品揃えにより、札幌市民や近隣飲食店の日常的なニーズに応える。

1階はコスメ&ドラッグストアや路面飲食店、2階は体験価値を重視した物販・サービス店で構成。3階と4階はフードホールや横丁を導入し、「すすきのには希少な飲食店の集積」となるほか、吹き抜け空間とするメゾネットではエンターテイメントシーンの提供も予定する。5-7階のシネコンTOHOシネマズは10スクリーン1,800席、7-18階の東急ホテルは約440室。

建物の所在地は札幌市中央区南4条西4丁目1番1。環境に配慮し、「ZEB Ready」認証を取得した地上18階、地下2階建て。敷地面積約5,157m2、延床面積約53,378m2