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LINEがグローバルで総合NFTプラットフォーム立ち上げ

LINE NEXTは、グローバル市場向けのNFTプラットフォーム「DOSI」(ドシ)のベータ版の提供を開始した。日本での提供開始時期は、決まり次第案内される。

世界180カ国にて、日本語を含む9カ国語に対応し提供されるグローバル向けのNFTプラットフォーム。NFTの取引サービスや専用ウォレット、NFTのストア、カスタマイズサービス、会員制プログラムという4つのサービスからなる。ベータ版の提供に先立ち8月に実施されたイベントでは事前登録が5万人を突破、当選者約3万人にNFTを配布するなど高い関心が寄せられているという。

DOSIの概要

DOSI Wallet

利用にあたっては、「DOSI Wallet」からLINEやFacebook、Googleなどのアカウントを連携することで会員登録およびログインが可能。クレジットカードをはじめ各国のキャッシュレス決済が利用できる。今後は決済手段として暗号資産も利用できるようになる予定。LINE独自のブラックチェーンである「LINE Blockchain」を使用し、NFTの取引にあたってガス代(イーサリアムなどのブロックチェーン上で発生する手数料)は不要になっている。

DOSIのNFT購入・取引のながれ

DOSI Store

「DOSI Store」では企業・コンテンツホルダーが、LINE NEXTによるNFT制作やマーケティングのサポートを受けながらNFTを販売可能。独自のコミュニティの構築や会員制プログラムも展開できる。

DOSI Citizen

「DOSI Citizen」(ドシ・シチズン)は、DOSIのエコシステムへの貢献レベルにあわせてユーザーに特典を提供する会員制プログラム。プロフィール画像に設定できるNFTの付与や友達招待など、さまざまな特典が用意される

このほか、DOSIで初めて展開されるNFTとして、人気ウェブトゥーン作品「地獄が呼んでいる」(Hellbound)の世界観を詰め込んだNFTコレクションの販売が開始される。NFTはほかにも韓国の新人アイドルグループ「NMIXX」(エンミックス)やバーチャルK-POPアーティスト「APOKI」のNFTなどが、DOSI内の各ブランドストアから登場する予定。