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傘のシェアリング「アイカサ」、京王新宿-八王子の全33駅に導入

傘のシェアリングサービス「アイカサ」は、京王電鉄と連携し、6月16日から京王線新宿~京王八王子間と京王新線初台・幡ヶ谷の全33駅にアイカサを新規設置する。'21年3月に京王井の頭線全17駅に設置済みだが、京王線でも多くの要望があったことから増設を決めた。

今回の導入では新宿駅から京王八王子駅までの全33駅に42台のアイカサスポットを設置。この増設により、京王沿線での合計設置駅数は50駅となり、京王グループが運営する全69駅の7割強に設置が完了した。梅雨の時期に増設を行なうことで、京王沿線の利用者の雨の日の移動体験をより便利にしていく。

アイカサは、Nature Innovation Groupによる傘のシェアリングサービス。利用料金は、使い放題プランが月額280円、使った分だけプランが24時間70円。使い放題プランは2本まで可能で、1本は返さずに置き傘に、もう1本は街中でレンタルといった使い方ができる。

アプリ登録者数はまもなく30万人で、首都圏をはじめ、関西、愛知、岡山、福岡、佐賀などで展開。鉄道沿線を中心にスポット数はおよそ1,000カ所。