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JR東、エキナカ商品を自宅までデリバリー。生スイーツや弁当

JR東日本スタートアップと207株式会社は、ギグワーカーによる自宅までのラストワンマイル配送を活用したエキナカ商品の宅配サービスと、駅の遊休スペースを宅配荷物の物流拠点として活用する実証実験を、1月15日から2月28日まで実施する。

購入できるのはエキュート品川の一部商品で、壊れやすく、賞味期限も短い生スイーツなど通常は店頭でしか購入できない商品を、自宅にいながら購入可能。ギグワーカーが近距離配送を担い、エキナカの店頭から自宅まで配送する。申込受付はWebサイト「ネットでエキナカ」で、注文の締め切りは2日前15時。予約開始は1月11日。

開始時点の対象店舗は、鶏と玉子太郎、丸八、銀座甘楽、てとて、自由が丘蜂の家、日本橋だし場 OBENTO、パティスリーQBG、Mr.Chicken鶏飯店で、順次追加予定。配送エリアは、高輪エリア(港区高輪2丁目、3丁目、4丁目)、白金台エリア(港区白金台1丁目、2丁目、3丁目)、品川エリア(品川区東五反田3丁目、東五反田4丁目)。

商品例

また、一般の宅配便荷物の物流拠点として品川駅を活用し、エキュート品川の商品と宅配便荷物を共同配送することで、配送にかかる物流費の低減を図る。

取り組みに参画する207社は、物流・配送利用者向けに再配達問題を解決する「TODOCU」、配達員向け配送効率化アプリ「TODOCUサポーター」、シェアリング型宅配サービス「スキマ便」、物流・配送・小売事業者向けの配送管理システム「TODOCUクラウド」を提供する企業。また今回の取り組みには、JR東日本クロスステーション、ジェイアール東日本物流が協力する。