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山手線にキャッシュレス専用自販機 田町・代々木駅

JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーは、田町駅と代々木駅に設置の「acure(アキュア)」自販機を10月20日からキャッシュレス専用にする。

JR東日本のエキナカに設置しているアキュアの自販機では、Suica等の交通系電子マネーをはじめとしたキャッシュレスでの購入が多く、東日本エリア全体では約7割を超えている。特に山手線の田町駅、代々木駅では8割を超え、平日日中帯の運転間隔が5分と言われる山手線では、自販機でのキャッシュレス利用はスピーディーな飲料購入の一助になっているという。

また、現金回収や故障対応などの業務をなくすことで、「売り切れ防止」などの新たな業務を行なっていくほか、キャッシュレス化を推進することでPOSデータ分析の精度も向上し、最適な自販機設置や新商品開発にもつなげていく。

対応電子マネーは、交通系電子マネーが「Suica」「PASMO」「Kitaca」「TOICA」「manaca/マナカ」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」。「PiTaPa」は利用できない。

その他の電子マネーは、「iD」「QUICPay」「nanaco」「楽天Edy」「WAON」。QRコード決済は「Alipay」「WeChatPay」に対応する。

今後は、首都圏一部の駅において順次、アキュアの自販機をキャッシュレス専用化に変更し、2022年度末までに150台程度の展開を予定している。

田町駅、代々木駅の自販機キャッシュレス専用化に合わせ、JR東日本と合同で、10月20日~12月31日の期間中、「JRE POINT10倍キャンペーン」を実施。JRE POINTに登録したSuicaで、田町駅・代々木駅のアキュアの自販機で飲料を購入すると、通常100円で1ポイントのところ、もれなく10倍のJRE POINTが貯まる。