Facebookグループ内の「専門家」指名機能。有益な投稿見つけやすく

グループエキスパート

Facebookは、Facebookグループ内で豊富な経験や知識を持つメンバーを「グループエキスパート」として指名し、他のユーザーとの交流を促進する機能を発表した。

グループの管理者は、グループ内のメンバーをグループエキスパートとして指名でき、指名されたメンバーが承認すると名前の横にその旨を示すバッジが表示される。それによりグループのほかのメンバーが、グループエキスパートからの有益な投稿やコメントを見つけやすくなるとする。現在、デスクトップ版・モバイル版ともに一部のグループで利用できる。

エキスパートとほかのメンバーが交流するために、グループ内で質問が投稿されるとアドバイスや情報をシェアしやすい形式に自動的に変換する機能、音声を通じてコミュニケーションが取れる「ライブオーディオルーム」、テキストベースでリアルタイムに質問と回答が行なわれる「Q&Aセッション」も提供する。このうちライブオーディオルームについては今夏の導入を予定している。

質問の自動変換(左)、ライブオーディオルーム(中)、Q&Aセッション(右)

また、フィットネスやゲームに関連するグループを対象に、たとえばフィットネスの場合はヨガなど、自分が詳しい特定のトピックを指定できる機能のテストを開始する。特定のトピックのエキスパートは、直近に参加したページのフォロワーを自分が作成したグループに招待できる「自動招待機能」を利用できる。

グループの管理者は、特定のトピックを検索することで、まだグループのメンバーになっていない、あるトピックの専門家を見つけてグループエキスパートとしてグループに招待できる。

自分が詳しいトピックを指定(左)、自動招待機能(右)

このほか、ゲーマー向けの新しいタイプのコミュニティとして「ストリーマーファングループ」の導入を開始し、一部のクリエイターを対象に展開している。ゲーム実況の配信者が、ファンとの交流を深められる機能を提供する。